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住まい・まちづくり活動団体データベース

団体名称 路上生活者と共に活動する「山谷」ふるさとまちづくりの会(略称:「山谷」ふるさとまちづくりの会)
活動エリア 東京都台東区荒川区・山谷地域
団体の性格 特定の活動テーマを対象とした市民住民を中心とした団体
専門家のグループ
団体の種類 11.その他
■活動概要
住まい
まちづくり
活動対象
地域の環境整備全般
景観・街並みを構成する建物外観
道路・通路
公共施設等
公園・緑地
歴史的・文化的建造物
住宅や公共施設以外の建築物
高齢者住宅
その他住宅
コミュニティ活性化など
その他
住まい
まちづくり
活動内容
普及・啓発
調査・研究
提案・提言
計画策定
ビジョン・ガイドラインづくり
整備・建設
維持管理・運営
相談・コンサルティング
情報提供
その他
経緯・実績 ボランティアサークル・ふるさとの会は、山谷地域を中心に、炊き出しボランティアから共同リビングの提供などを通して路上生活者のケアをおこなってきた。しかし、そうした単発的ケアの限界から、24時間体制の自立支援施設の必要性を感じ、建築・まちづくりを専門にするメンバーによって高齢路上生活者自立支援施設検討会(通称:山谷プロジェクトチーム)は生まれた。
最初は、「高齢路上生活者の自立支援施設」の具体的な目標空間イメージを具体的な図面にしたパンフレットを、1998年に作成した。並行して、途中段階での考えをまとめるためにUIA主催のコンペに応募し、建築家部門・佳作入選した。
施設づくりとしては、1999年~02年までに路上生活者のサポーティブハウジングとして4施設の改造設計・監理を行なっている。
1999年には、山谷プロジェクトチームを「山谷」ふるさとまちづくりの会とし、東京都のホームレス調査、山谷、釜ヶ崎での寄せ場地域居住資源調査を行なっている。
活動の概要 NPOふるさとの会は、現在までに4つのサポーティブハウジングを開設し、高齢路上生活者や低所得介護保険受給者への24時間の生活支援、介護支援を第2種社会福祉事業・宿泊所として実施している。
「山谷」ふるさとまちづくりの会は、1999年「ふるさと千束館」、2000年に女性のための自立支援施設「ふるさと日の出館」、2001年就労支援型グループホーム「ふるさと・あさひ館」、2002年「ふるさとせせらぎ館」と、NPOふるさとの会を補佐しつつ施設の設計監理に関わっている。また、地域の公共施設の改良計画を東京都に提出し、一部実現した。
ホームレス問題への取り組みとしては、都市生活研究会「平成11年度 路上生活者実態調査」2000年、東京都福祉局「ホームレスの自立支援システムの構築について」などに参加している。地域資源調査としては、住宅総合研究財団「寄せ場型地域-山谷,釜ヶ崎-における野宿生活者への居住支援」2003年他、建築学会などへの報告。まちづくりとしては各種シンポジウム、研究会などを行っている。
特 徴 ホームレス問題の解決と山谷地域の再生というテーマを、地域での居住支援という方法で統合する。そのために、地域の社会的資源を少しずつ掘り起こし、地域事業として実体化すること。そこから、山谷型CDCによるまちづくりを目指す。地域福祉を担う地域NPOと、居住支援を専門にしたまちづくりの会が役割分担しつつ、連携している。また、大阪・釜ヶ崎など寄せ場地域支援、日本各地のホームレス支援、さらに欧米CDC活動などと連携している。
関連事業
・特になし
連携している
組織とその概要
NPO自立支援センターふるさとの会=地域活動団体とそれを補佐する専門家集団という関係で協働。新建築家技術者集団東京支部、日本住宅会議関東会議=活動母体でありメンバー母体。向島学会、谷中学校=隣接する地域まちづくりとして相互交流とともに事業連携を検討中。
支援を受けている
組織とその概要
活動助成:(財)ハウジングアンドコミュニティ財団、住友生命社会福祉事業団コミュニティケア活動支援センター、(社)住宅生産団体連合会
行政等との関係
(連携・協働の内容
や協働がうまく
いっている要因等)
東京都職員とはホームレス問題視察、調査などを協働している。

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