団体名称 | 落合町自然を観察する会 |
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活動エリア | 岡山県真庭市落合町およびその隣接町村 |
団体の性格 | |
団体の種類 |
■活動概要 | |||
住まい まちづくり 活動対象 |
地域の環境整備全般 景観・街並みを構成する建物外観 道路・通路 公共施設等 公園・緑地 歴史的・文化的建造物 住宅や公共施設以外の建築物 高齢者住宅 その他住宅 コミュニティ活性化など その他 |
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住まい まちづくり 活動内容 |
普及・啓発 調査・研究 提案・提言 計画策定 ビジョン・ガイドラインづくり 整備・建設 維持管理・運営 相談・コンサルティング 情報提供 その他 |
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経緯・実績 | 「落合町自然を観察する会」は、1996年夏に「ふるさと落合町の自然の素晴らしさ」を町内の児童生徒および地域住民に知ってもらうことを目的に、設立した任意団体である。 1996年当時、落合町では町内を流れる備中川(町内第2の大きな河川)が全面河川改修されるということで、河川生態系の保全とあわせて、「子供達の自然観察場」や「地域住民の自然とのふれあいの場の確保」についてその具体的な対応が求められていた。 そして、落合町および真庭郡の自然環境の保全と自然観察を促進する組織、団体の設立が急務となり、町内自然愛好者、役場担当者、町教育委員会担当者、町議会議員有志、学識経験者、漁協関係者が発起人となって「落合町自然を観察する会」を立ち上げるにいたった。以降、「落合町自然を観察する会」では、備中川とともに町内最大の河川である旭川などの河川水辺のビオトープ空間を街づくり(都市計画)に活かすべく「旭川水系自然再生型地域づくり」を提唱してきた。 |
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活動の概要 | 協力関係にあった真庭遺産研究会に連携を呼びかける形で、落合町、久世町、勝山町の歴史や景観資源、都市計画について調査研究を共同で行っており、「落合町自然を観察する会」でも、生態系だけでなく、「自然と共生」をテーマに真庭地域の歴史文化についても調査研究を行うようになった。 とりわけ、「落合町自然を観察する会」が深く関係してきたのが、農村に残る伝統的建築物の保存と活用で、これらは、町並み景観をなすもののほかに、里山を背後に控える水田農村域に多く見られた。これら農村域に散在する伝統的建築物については、合併による新市誕生において、観光資源にもなるが、修復活用や維持管理に多額の費用がかかることから、グリーンツーリズムや都市農村交流などの広域的な視点からの保存活用計画が求められており、古民家ワークショップなどを開催してきた。 |
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特 徴 | 得意分野である自然生態系についての知識を活かし、「自然と共生」をテーマに地域住民を対象とした地域づくりの勉強会やワークショップを開催するとともに、「真庭地域・水と緑の回廊まちづくり構想」を提唱し、旭川水系自然再生型地域づくりを進めている | ||
連携している 組織とその概要 |
同じ岡山県真庭地域の活動する地元地域活動団体「真庭遺産研究会」 真庭遺産研究会は、これまで「伝統的建築物による景観形成」や「地域の歴史的ストックを活かしたまちづくり」を推進しており、「落合町自然を観察する会」でも、生態系だけでなく、「自然と共生」をテーマに真庭地域の歴史文化についても調査研究を行うようになった。 真庭遺産研究会とはオオンサンショウウオや希少野生生物の保護調査など、調査研究において協力関係ある。 |
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支援を受けている 組織とその概要 |
「セブン・イレブンみどりの基金」より、自然保護活動の助成を受けている。 | ||
専門家の支援の 有無と役割等 |
地元建築士の協力を受けている。古民家調査や図面作成など | ||
まちづくり協議会等 から派生した組織 |
3月31日の合併(新市の誕生)を機会に、「落合町自然を観察する会」は、真庭自然観察グラウンドワークへと名前を変え、活動範囲を広げるとともに、真庭遺産研究会など地域団体と連携して「真庭環境まちづくり会議」を結成する計画である。 | ||
行政等との関係 (連携・協働の内容 や協働がうまく いっている要因等) |
落合町自然を観察する会は、町内自然愛好者、役場担当者、町教育委員会担当者、町議会議員有志、学識経験者、漁協関係者が発起人になっており、組織づくりの段階から、連携を意図していることに加えて、技術士や建築士、環境カウンセラーなど専門性も高いことから、行政や他団体との信頼関係も強い。 |
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