団体名称 | 花連(はなれん)・ノスタルジア旭川 |
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活動エリア | 北海道旭川市 |
団体の性格 | 地域コミュニティをベースとする市民住民を中心とした団体 特定の活動テーマを対象とした市民住民を中心とした団体 |
団体の種類 | 8.まちづくり等に関する協議会・委員会 |
■活動概要 | |||
住まい まちづくり 活動対象 |
地域の環境整備全般 景観・街並みを構成する建物外観 道路・通路 公共施設等 公園・緑地 歴史的・文化的建造物 住宅や公共施設以外の建築物 高齢者住宅 その他住宅 コミュニティ活性化など その他 |
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住まい まちづくり 活動内容 |
普及・啓発 調査・研究 提案・提言 計画策定 ビジョン・ガイドラインづくり 整備・建設 維持管理・運営 相談・コンサルティング 情報提供 その他 |
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経緯・実績 | 1999年夏、 ‘花で連なるまちづくり、離れられない街づくり(花連=離れん)’を合言葉として、旭川市内の大学関係者、医師や看護婦、木工デザイナー、商店主などが中心となり、「花連・ノスタルジア旭川’99」を組織化した。そして、中心市街地の高齢・過疎地の進む地域を対象に、“まちの保健室”を活動の拠点として設置、「園芸療法を基軸とした健康増進・交流促進・環境美化活動」に取り組み始めた。“まちの保健室”は地域住民の気軽な健康管理や交流の場として活用され、また屋台式移動花壇を活用した住民参加による花壇づくりは、殺風景な街並みを花や緑で彩り、人々の往来にも変化をもたらすなど地域のアメニティ向上に寄与し、こうした取り組みは、まちづくりの有効な手段として有効であることを実証しつつある。 | ||
活動の概要 | 1.“まちの保健室”の設置 高齢・過疎化の進む中心市街地に“まちの保健室”を設置し、地域住民の健康管理と気軽に立ち寄れる寄り合い所としての機能や具体的方法について検討する。 2.木製移動式花壇の開発と設置 “まちの保健室”では、園芸療法を取り入れた地域住民の健康増進と交流促進、環境美化活動の推進を目指している。 3.園芸療法の実施と効果の検証 本会では、“まちの保健室”を活動拠点として、地域コミュニティにおける園芸療法を実施、その効果の検証を継続して進めている。‘花づくり’を通した‘健康づくり’は、‘仲間づくり’においても大変スムースで有効であることが我々の研究・調査からも観察されており、さらに科学的な手法を用いて調査し、幅広いスペクトルでの効果の検討を重ねていきたいと考えている。 4.人材育成 本会の活動を支えるのは、主にボランティアである。園芸療法の適切なサポーターとしての育成事業に関して、プログラムの開発や方法などについて検討中である。 |
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特 徴 | 本会の推進する「まちの保健室活動」は、園芸療法を機軸として進められており、医療・保健・福祉を基盤とする一方、農・園芸やランドスケープなど多くの専門家の知見を結集した社会的活動である。健康増進・交流促進・環境美化活動を通じた地域ネットワークづくりは、さまざまな年齢層は職業の人々の参加が可能であり、地域の人づくりやまちづくりの新しい手法として今後の発展が期待できる活動である。 | ||
関連事業 |
・街なみ環境整備事業 ・中心市街地活性化関連 ・まちづくり総合支援事業 ・街路事業 ・公園事業 ・河川事業 |
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支援を受けている 組織とその概要 |
2003年現在、活動の支援団体として協賛団体が18、後援団体が23となっている。主に、旭川市内の企業、行政機関、教育関連の団体である。 | ||
専門家の支援の 有無と役割等 |
2000年度のシニアベンチャー育成事業に採択された関係で、助成事業中の半年間は学識経験者や行政関係者、まちづくりの専門家などから助言を受けた。 | ||
行政等との関係 (連携・協働の内容 や協働がうまく いっている要因等) |
園芸療法の実施の際には地域の行政機関などに後援団体として活動の支援をお願いしている。 |
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