団体名称 | (特) グラウンドワーク三島 |
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活動エリア | 静岡県三島市 |
団体の性格 | 地域コミュニティをベースとする市民住民を中心とした団体 |
団体の種類 | 1.特定非営利活動法人(申請中団体を含む) |
■活動概要 | |||
住まい まちづくり 活動対象 |
地域の環境整備全般 景観・街並みを構成する建物外観 道路・通路 公共施設等 公園・緑地 歴史的・文化的建造物 住宅や公共施設以外の建築物 高齢者住宅 その他住宅 コミュニティ活性化など その他 |
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住まい まちづくり 活動内容 |
普及・啓発 調査・研究 提案・提言 計画策定 ビジョン・ガイドラインづくり 整備・建設 維持管理・運営 相談・コンサルティング 情報提供 その他 |
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経緯・実績 | 「水の都・三島」の水辺自然環境の再生と改善を目的に、市民が主体となって環境改善活動に参加するイギリスのグラウンドワークの手法を導入し、1992年にグラウンドワーク三島がスタートした。それまでバラバラに活動していた市内20の市民団体・地元企業・三島市が参画し、市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを組み、先進的な市民活動を進めている。 これまでに、ドブ川化した源兵衛川の再生をはじめ、市内から姿を消した水中花・三島梅花藻の復活、歴史的な湧水池・井戸・水神さん・不動尊等の再生整備、学校ビオトープ建設、環境教育活動等、70箇所以上で多様な環境改善活動を実践している。 |
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活動の概要 | 「右手にスコップ、左手に缶ビール」、「議論よりアクション」、そして「現場主義・成果主義」をモットーに、ゴミ捨て場化した川の再生、市内から姿を消した水中花ミシマバイカモの復活、古井戸や湧水池の再生、ホタルの里づくりなど、市内70箇所以上で創造的な実践活動を展開することによって、パートナーシップの有益性を実証している。 また、多様な先進的現場モデルを活用した人材育成研修も積極的に行っており、環境まちづくり分野や農村コミュニティ再生の担い手育成を始め、大学生などの若者インターン生(年間約30人)や、全国のNPO・行政関係者の視察(年間約2,000人)の受け入れなども行っている。さらに、平成17年より「グラウンドワーク全国研修センター」を併設し、グラウンドワーク活動の全国的な拠点として、ネットワーク化や事業支援などにも取り組んでいる。平成22-24年には、内閣府「地域社会雇用創造事業」及び「復興支援型地域社会雇用創造事業」の一環として、約200人の社会起業家の輩出と、約3,000人の社会企業を担う人材育成を行っている。 さらに、平成23年4月からは「東日本大震災支援活動」として、「心を元気にするショートツアー」「大学生出前寺子屋教室・合宿」など多様な取り組みを行っており、これまでに参加者数は約820名にのぼっている。なお平成23年12月には、宮城県石巻市に東北事務所をオープンしている。 |
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特 徴 | グラウンドワークは、市民社会の成熟した英国において、1980年代初頭のサッチャー首相の時代、新たな地域協働の仕組みを実現するための国家的な政策として導入され、地域住民一人ひとりの主体性と能力が発揮できる持続可能な地域社会の構築を推進してきた。わが国においては、平成4年に全国に先駆けて、グラウンドワーク三島がこのアプローチを導入し、多様な「環境まちづくりプロジェクト」を実践し、またそれら活動実践地での実地研修を伴う多様な「人材育成プログラム」が展開されてきた。これらにより、グラウンドワークの活動やアプローチは全国に広がっており、地域特性に応じた市民活動を主体的・先導的に展開することによって、きめの細かいサービスを提供し、地域の元気を創る源動力となっている。 | ||
関連事業 |
・河川事業 ・公園事業 ・中心市街地活性化関連 |
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連携している 組織とその概要 |
三島市内の20市民団体と連携し、環境分野で連携しながら、「水の都・三島」の原風景である水辺自然環境の再生・復活に協力している。 | ||
支援を受けている 組織とその概要 |
三島市:補助金の支援(地域環境改善活動、環境教育活動、維持管理活動) | ||
専門家の支援の 有無と役割等 |
当法人では、生態系(魚類、水生生物、トンボ、鳥類、植生植物、水質等)、土木、環境計画等の専門家による専門アドバイザーを有している。 | ||
行政等との関係 (連携・協働の内容 や協働がうまく いっている要因等) |
情報共有。月1回開催されるスタッフ会議で事業の内容について協議、情報交換等情報の共有に務めている。 |
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