団体名称 | 神代小路まちなみ保存会 |
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活動エリア | 長崎県 |
団体の性格 | 特定の活動テーマを対象とした市民住民を中心とした団体 地域コミュニティをベースとする市民住民を中心とした団体 |
団体の種類 | 9.市民活動団体(5~8に該当しない任意団体) |
■活動概要 | |||
住まい まちづくり 活動対象 |
地域の環境整備全般 景観・街並みを構成する建物外観 道路・通路 公共施設等 公園・緑地 歴史的・文化的建造物 住宅や公共施設以外の建築物 高齢者住宅 その他住宅 コミュニティ活性化など その他 |
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住まい まちづくり 活動内容 |
普及・啓発 調査・研究 提案・提言 計画策定 ビジョン・ガイドラインづくり 整備・建設 維持管理・運営 相談・コンサルティング 情報提供 その他 |
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経緯・実績 | 長い歴史が脈々と受け継がれ、今に江戸時代の名残りを遺す当地区は、ここに住む人、訪れる人、歴史家、文化人、郷土出身者等、維持保存の思いは、決して小さくはないが、高齢化と過疎化の趨勢には抗し難く、このままではやがては荒廃する事は必至である。この危機意識から、平成12年2月、自助努力こそが基礎だと認識した有志7名で保存会を立ち上げた。今昔写真展や学術講演会・シンボルとしての寒緋サクラの道端植樹等住民の意識啓発や伝建制度の勉強会やまちなみ環境整備事業の勉強を経て「重伝建」としての国の選定を受け県の美しい町づくり重点支援地区の認定を併せ町なみの修景、修理を実施している。 | ||
活動の概要 | 平成12年度 地区内の景観上違和感の強かった製縫工場跡地の公用地化のため署名運動を起こし町へ請願、町買い上げを実現した。住民意識啓発の為写真展と講演会開催500名を超える参加を見た。 平成13年度 東京在住の郷土出身者への交流会実施、Uターンの促進を図った。旧藩主鍋島邸の寒緋サクラの苗を街路に40本植樹、今後も順次増やし、寒緋サクラの里づくりを目指す。 平成14年度 重要伝統的建造物群保存地区制度の研究と保存対策調査にも参画 し、市の条例制定の後、文科省の「重伝建」選定地区となり、又地区中心建造物の鍋島邸が国指定重要文化財と認定され、更に国交省「まちなみ環境整備」地区に認定された。 |
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特 徴 | 「重伝建制度」の利活用による町おこしを目指している為、地区住民の保存維持意識と合意形成が不可欠であり、官・学との協働が絶対条件となる。民主導・官・学支援のタイアップ体制づくりが今までもこれからも、町おこし活動の苦心のしどころと考えている。 更に産との節度ある協働の有り方を図る時期に来ている。 |
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関連事業 |
・伝統的建造物群保存地区等における建築物の保存・活用 ・街なみ環境整備事業 |
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連携している 組織とその概要 |
全国地域づくりネットワーク協議会(大会 地方会 会員派遣) |
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支援を受けている 組織とその概要 |
長崎県地域づくりネットワーク協議会 資金援助とアドバイス 雲仙市地域づくり事業補助 |
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専門家の支援の 有無と役割等 |
建築史学者 建造物調査官 造園学教授 都市計画学教授 地区内建造物や庭園・疏水・土木構造物の価値評価についての指標や住民に対しての啓発・学習 |
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行政等との関係 (連携・協働の内容 や協働がうまく いっている要因等) |
町づくりは伝建制度に則って実施されており、市教育委員会との連携・協働は制度上も担保されており常時状態活性型で進んでいる。 |
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