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住まい・まちづくり総合データベース

住まい・まちづくり活動団体データベース

更新日:2022年03月16日
団体名称 本一・本二まちづくりの会
活動エリア 群馬県
団体の性格 地域コミュニティをベースとする市民住民を中心とした団体
団体の種類 1.特定非営利活動法人(申請中団体を含む)
■活動概要
住まい
まちづくり
活動対象
地域の環境整備全般
景観・街並みを構成する建物外観
道路・通路
公共施設等
公園・緑地
歴史的・文化的建造物
住宅や公共施設以外の建築物
高齢者住宅
その他住宅
コミュニティ活性化など
その他
住まい
まちづくり
活動内容
普及・啓発
調査・研究
提案・提言
計画策定
ビジョン・ガイドラインづくり
整備・建設
維持管理・運営
相談・コンサルティング
情報提供
その他
経緯・実績 桐生市の中心市街地は本町通りを中心に形成され、多くの商店と業務施設が立地し、広域圏の商業、業務の核としての役割を担ってきた。しかし、かつて活気ある商業活動が展開された商業集積地には空き店舗が目立ちはじめ、中心市街地の人口が減少するなど、空洞化が生じてきており、深刻な事態に直面している。
平成2・3年に県が「群馬県近代化遺産総合調査」、平成5年度には「伝統的建造物群保存対策調査」を実施し、この結果からも本地区は貴重な歴史資産が現存する場所として専門家からも高い評価と保存に対する必要性が論ぜられ、このことに端を発し、地元としても現存する歴史資産を活かしながら地域の振興を図るまちづくりに対する意識が高まった。歴史・文化遺産を活かした魅力的なまちの形成を図るため、住民意向も十分に参考にするまちづくりを目指し意識啓発に努めてきた。平成12年に会を発足し、平成13年度から県費補助事業の「まちうち再生総合支援事業」により、まちづくりの方向性を模索している。 
活動の概要 1.町並み景観保全に対する働きかけ及び全市的な啓蒙運動の展開と応援の呼びかけ
2.既存の都市計画と伝建の関係について研究
3.歴史的建造物等所有者から保存・活用等に関する相談窓口の開設
4.本町一、二丁目街並みガイドや案内板・導入板等の設置の検討(路地等を活かした回遊性の研究等)
5.桐生工業高校建築科生徒による、本町一、二丁目を題材とした共同調査及び研究と協力
6.先進都市事例の視察及び研究・桐生市商店街づくり総合支援事業の活用によるチャレンジショップの誘致
7.歴史的街並みを活かした商店づくりへの研究(講演会、勉強会、実例調査等)
8.空き店舗における期間限定ショップの実験(祇園祭、えびす講、ファッションウイーク等の期間中)
9.本町一、二丁目を中心に秘蔵写真の提供の呼びかけと写真展の開催並びに写真のデーターベース化、写真集・カレンダーの作成、教材への活用等への展開
10.本町一、二丁目の空き店舗、空き住宅、更地を期間限定のギャラリー・ショップとして活用等新たなまちの発見を試験的に実施
11.本町一、二丁目を訪れる人のための様々な散策コースを設定するための動線研究と それぞれの散策コースに合った案内板、標識等のデザインの検討
特 徴 地区のまちづくりについては、地元住民が核となり行政との連携の基にまちづくりの根幹を築き、地元の大学や高校の有する専門的な知識やノウハウなどが付加されることによる官・学・民相互扶助によるまちづくりを推進している。
まちづくりの会には、まちづくり委員会、まちなみ保存研究委員会そして教育文化委員会があり、それぞれが独立して活動を行っているが、意志決定は役員会において議決が原則である。ただし、柔軟に対応するため、会長に一任されている部分もある。役員は、地元に居住する者で構成されており、身近な問題として生活に直結してくるため、真剣に取り組んできている。
関連事業
・中心市街地活性化関連
連携している
組織とその概要
大学の研究室や高校と連携して事業を実施している。また、町会や商店会(商進会、商盛会)とも連携を図っている。
支援を受けている
組織とその概要
1.NPO法人桐生地域情報ネットワーク
(桐生市宮前町1-3-21、0277-20-7800)
2.ファッションタウン桐生推進協議会
(桐生市錦町3-1-25商工会議所内、0277-45-1201)
3.桐生市民活動推進センター
(桐生市末広町5-19、0277-47-4066)
専門家の支援の
有無と役割等
大学教授(土木)、高校教諭(建築)
活動のサポートが主な支援の内容であるが、事業実施に向けての相談や技術的支援、学生の人的支援が主なものである。
行政等との関係
(連携・協働の内容
や協働がうまく
いっている要因等)
まちうち再生総合支援事業により協働してまちづくりを考えている段階であるが、まちづくりの会を通して地元住民のワークショップを開催できた事は評価される事項である。これは、地元住民にとって、まちづくりの会の存在が浸透し、信頼されてきているからに他ならない。また、まちの有力者がまちづくりの会の役員である点も活動が上手くいっている点でもある。役員には行政協力員なども入っており、日頃から行政とのつながりを持つ人がいる事も要因であると思われる。

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