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住まい・まちづくり活動団体データベース

更新日:2014年01月09日
団体名称 島熊山の雑木林を守る会
活動エリア 大阪府豊中市
団体の性格 特定の活動テーマを対象とした市民住民を中心とした団体
団体の種類 9.市民活動団体(5~8に該当しない任意団体)
■活動概要
住まい
まちづくり
活動対象
地域の環境整備全般
景観・街並みを構成する建物外観
道路・通路
公共施設等
公園・緑地
歴史的・文化的建造物
住宅や公共施設以外の建築物
高齢者住宅
その他住宅
コミュニティ活性化など
その他
住まい
まちづくり
活動内容
普及・啓発
調査・研究
提案・提言
計画策定
ビジョン・ガイドラインづくり
整備・建設
維持管理・運営
相談・コンサルティング
情報提供
その他
経緯・実績 1.活動の開始(1991年)→ 1991年3月、千里緑地に隣接する雑木林が開発される際、その保全の提案を契機として、当会が結成された。
2.自然観察会活動(1991~1998年)→ 身近に残された『歴史の山』の自然に親しみ学ぼうと、近隣の小中学生や住民に呼びかけ、毎月定例の自然観察会を催してきた。8年間の観察会で50種近いキノコがあることや、タヌキの“ため糞”、カヤネズミの巣なども発見し、この山が非常に豊かな生態系を持っていることが確認された。
3.竹間伐ー雑木林再生の活動(1999~2003年)→  島熊山尾根筋より千里ニュータウン側は保全緑地として残されているが、反対側は開発可能なためマンション建設等で生き物の棲息範囲は狭まる一方である。加えて雑木林内にモウソウチクが拡大し、他の樹を枯らし、単一な植生へと変化している。もとの豊かな雑木林の復元を目指して、竹間伐の活動を続けている。  
活動の概要 1.モウソウチクの間伐→ 第2千里緑地(豊中市所有)の一部、約15000m2において、雑木林内に侵食ー拡大しているモウソウチクを伐採する。実がなる木や大木の周りを中心に伐採し、3m位の長さに切り、枝を払って林内に積みあげている。土留めとなるように崩れやすい箇所に稜線とほぼ平行にしておく。林内の環境を短期間に変えないよう、道路から10mは現状の竹林のままとし、奧の雑木林が復元し始めた時点で着手することとする。伐った竹は竹細工や竹炭としても活用する。

2.ドングリの苗床作りと林内への苗の移植→ 上記伐採跡地に、雑木林内にある ドングリや実のなる木の苗を植える。
3.クズ、ササ刈り→ アカマツ等にからまるクズを刈り、林床に広がるネザサも 随時刈りとることで、観察路も保全整備している。
特 徴 1.先駆性があること→ 全国的に手入れされなくなったモウソウチクが雑木林やスギ・ヒノキ林に入りこんでいる。一般的な里山管理はここ数年市民の手で行われているが、タケ間伐作業はあまり例がない。今後、北大阪地域でも放置された竹林間伐の活動が多くなると思われる。現在、他団体からの見学者もある。
2.住民と身近な自然との新しい関わり方であること→ 単に観察するだけではなく、手入れ作業を通して身近な自然に親しみ、大切に思う心を育む。
関連事業
・その他
連携している
組織とその概要
豊中市民環境会議に団体登録。
豊中市民環境会議アジェンダ21(H15.6に名称変更)推進会でも内部スタッフとして協力しあっている   
支援を受けている
組織とその概要
財団法人 大阪緑のトラスト協会
森の手入れを行うに際しての道具を購入する助成金
専門家の支援の
有無と役割等
動植物の生態について詳しい先生
自然観察会の講師として  動植物の調査指導
行政等との関係
(連携・協働の内容
や協働がうまく
いっている要因等)
・今回の竹林間伐作業を含めた森の手入れ事業の計画は、すべて当会で計画立案した後、行政に承認をとっている。助言などもいただき、ほぼ計画通りの活動が実施されてきた。(活動地は豊中市所有)
・行政職員の参加を要請しているが、活動日が日曜なのでこれまで実現していない。
・豊中市くらしかん登録メンバーとして年1回の生活展に参加。竹作品の展示及び頒布、パネル展示もして活動内容を市民にPRしている。その他年2回くらいのイベントも開催している。
・2006年10月から豊中市と自主管理協定を結び、活動に対して助成金を受けている。

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